「、…………あまり見えないんですね」
(街にしせんをむけても見えている様子がないところを見て、ぽつりとつぶやく)
「……いるかもしれませんよ、ねこ」
(そしてそう、街を指さす)
「可能性の話ですけれど、それに私、この街に用があるんです」
「一緒に探検しませんか?」
(そう、可愛らしい笑みを浮かべた)
「 それなら、お言葉に甘えさせて貰おうかしら 」
( その言葉を聞き、少しきょとんとした後くすっと頷きながら微笑んで。あまりここには来たことはないし…、そんな事を思いながら、なんて呼べばいいのか分からずまた困った笑顔を浮かべながらたずねて )
「 ……そういえば、貴女お名前は? 」