>>149 「…………、ここ、でしょうか」 (ぽつりと、目の前にある店を見て、言葉をこぼす) 「…叢雲さんからのオススメだそうですが、…かふぇ、ですか」 (あまり1人でどこかに行こうなどと思ったことはなかった、だが、彼にわざわざ教えて貰ったのだ、…せっかくなら、彼と来たかったが) 「……入口はこちらでしょうか」 (そう呟きながら店の扉の取っ手に手をかける、その時、その視界端に誰かが現れたのを見る) 「…、」 (目的地は、同じなようだ)