>>69
神は生きている。
貴様のような狂信教には興味がない。
ハリジャ様は必ず私達を救ってくださる。
(話しかけられた先頭の男は一切表情を変えずに淡々と語る。
そのローブの下には垂れた獣の耳があった。よく周りを見渡せば、信者共にはどれも角や獣耳がローブの隙間からのぞいている。異種族の集まり。)
しかし、この場所に召喚されたということは、ハリジャ様に救われる資格を得たということ。
なにゆえ番号を持ち得ていないのかは分からないが、女。
後列の最後尾に膝まずけ。
チッ ガチうざ。
( ともあれ、指示に従う。「チッ」もう一回舌打ちした。猫耳に 犬耳に 兎耳に 狐耳。なんでも居るじゃないか。そして、オレは後列で足を止める…。「 かんわいい〜〜 」オレは思わず呟いてしまった。狐耳の子のフードから見えた顔。黄金比を達成した目 鼻 口 。オレは手を伸ばした )
『ひゃぁぁぁぁぁぅうぅうぅ ! 』
( 人 質 確 保 完 了
狐耳の信者の後ろにへばりつき、その子の首には破片を。白い皮膚から垂れる血 )
ごめんよ〜。あまりにそのモブがうざすぎてさぁ! おい、モブ。おまえさ、わた、オレが褒めろって言ってんのに、無視したよな。まず褒めろ。オレがあんなに努力してチャラシュチュトラって言ったんだからさぁ!あ〜もう言えなくなっちゃったじゃんか。どう落とし前つけるよこれ。早く褒めろ!