――ああ、そうですか。 ならば糾弾しましょう。 では死んでくださいますか? (にこりと笑うと、腕をすっと上げ、ミックに向けた指の先から躊躇なく魔力の束を放つ。)
振り下ろされる炎刃、刀身に圧縮された炎はさながら恒星の如く赫灼と輝き。 ――渾身の斬撃。 相手の放った魔力、二つに裂かれ、教会の壁、二つの破壊。 ゆっくりと相手に視線を向ければ一言。 「……そんなもんか?」