魂魄構造、理解至難…根底求名。
「なッ、こいつ意味不明だろぉ?おれが通訳、してやるぜ。
まーつまり…『魂は難しいもんだけど、もしかしたら根底で求めていたのかもしれない』だとよ。あーあーー痒いなぁ、最初っから喋れ!」
「もと、め……、っー!、あ、え、ぅ」
(その言葉にハッとしたように目を開き、その後すぐに、ほんのり赤くなった顔を隠すように握った両手を添える)
「……無意識下ではどうしようも無いなぁ、まぁここに来て一番最初に懐いた相手だから、求めるのも無理はないか…」
(生命とか、難しいこと考えちゃったから、心の拠り所を欲してたのかもねぇ…と、紅茶を飲みながらつぶやく)