>>334
……あぁ、おれなぁ、泥人間さ。
たまたまだったけどよぉ…産み落とされた泥ん中、変なもんが混じってやがった。神の片鱗とかいうな…
(蠢く黒瞳に映るのは、何百年も昔の追憶。)
…おまえ、認めて、やる。
ふふふ、そうさ、肯定だよぉ。
「ふふ、任せたまえ、なんだって肯定してやる、僕は興味を満たすためならどんなことだってする化け物だからね」
(よろしく頼むぞ、魔王様?と、滞滞泥泥に指を向け、ウインクを飛ばす)
「そ、そう、ですか、…よかった…」
(ほっと息を吐き、彼が座る様子を見て己も元いた席につく)