>>23 「そう………」 (以降、相手との対話終了を表明するように無表情、無動作で、あくまでも無関心を貫く。相手が歩みを始めても、その場で立ち止まり続けた。 花のちりばんだ地面を、必死に無心で眺めても、どうしても頭の中だけは『マリンマリンマリンマリン』とぐちゃぐちゃに沸騰、脳はグルグル。それでも歩かねばと、ふと前を向くと、相手はずっと先に行ってしまっていた。だから小走りを挟んで、相手の肩まで手を伸ばした。) 「でも、私の邪魔したら殺してやるから……忠告…」