>>33
何抜かしているんだお前さん!!
ああ、我が王よ!様々な違反行為をお許し下さい!
彼と同じ我々もあなた様やアザスト様の仕える力が御座いまする!
どうか...アザスト様に仕わせて下さいませ!!
(コカトリス、紫色の髪をした少年、スライム、エンプーサー、ヒュドラは直ぐに跪き頭を伏せる)
王の側近の妖怪「貴様らは違反行為を犯して得られると思「良い、南京」し、しかし...」
(羔達を怒鳴っていたが王の反応により引き下がる南京)
混沌の王「...随分と派手に来たものだ、若者達よ。羔とはお前か...確かにお前の力は嘘ではない。
だが.....お前は何かに囚われているように見える。例えばで言うと、俺の宿敵の『マリン』に余程会いたいから
その要求をしているのか?」
(ククク...笑いながら羔の目的を的中させた)
《凄い...!会って直ぐに目的を的中せるとは....!!...もし王を怒らせばタダごとではあるまい!》
(頭を伏せた状態で皆んな焦り始めている)
....特別にお前達を上級と認めよう。
だが羔よ、地位と財産の権を託すが...領土は認めん
(魔法で地位と財産を渡す羔達。
コカトリス達はほとんど驚きの顔しかなかった。
エンプーサーはカオスリアに伺った)
エンプーサー「カオスリア様、失礼の承知でお聞きしたいのですが...何故羔は領土を認めないのですか?
確かに羔はマリンに会いたがっておりますが...いくら何でもそこまで厳しくしなくても良いかと...」
(恐る恐るに聞いて汗顔になるエンプーサー、カオスリアは静かに答えた)
.....時の渦に巻き込まれた。
だからどこを探しても見つからないのだよ、マリンは。
(顔に手を置き、説明するカオスリア。
時の渦とは、神出鬼没に現れて吸い込まれた者は高確率で死ぬと言われている。
しかも一人吸い込まれなければ永遠に吸い込み続けていくと言う現象である)