___コキンッ …ココココ…
( 森から姿を現し …立ち(?)止まる。 )
____…明るさを内側より爛々と照らす巨提灯
〖 火 吹 提 灯 〗
(…ジロ,ジロ, … 左右を眺め
…戦場に散る紙、木屑を見つけ)
____[シュボッ]
[ボボボボボボボッッゥ!!!]
____口を開けば "燃え盛る舌"。
( 振り回しては辺り一面へ火を散らし… )
[ ボオォーーーーーーーーーーーーッッ ]
____戦地を火の海へと変えた…ッ
「」←立ちくらみ
「おやおや」
「おやおやではありませんよ星明様」
「いえ、んふふ、このままでは当たり一体消し炭ですねぇ」
「なぜそんなにも楽しげなのですか星明様」
「「火······!?」」
(周囲には倒しすぎた提灯の残骸。あっという間に火は回り、やむなく一旦下がる)
「火か……」
火の海と化す戦場、半鬼と言えど火は脅威、その場に足を止め思案。
答えはすぐに出た。
「それなら、熱さを感じる前に駆け抜ければいい――」
勁牙再び疾走し、巨大提灯に鉄籠手を叩き付け――。