____それは…
: 怨憎会苦 :
___きたる … きたるは ___妖魔乱陣…
____されど散り去る ___骸をのこし
___追って 推参 ___逃れは できぬぞ
_______:怨憎:…! ___怨霊権現 ……!
(___やっと …〖:兵:〗の接近に気付いた
骸の陣が蜘蛛の子 散らすがように逃げ出す)
_____脚を滑らせ …遅れた骸は
[ ガギャァッ ] 哀れ。
____無為に踏み砕かれ…
(__蒼白き霊魂を従えた 巨刃咥えし切れ傘の魔獣)
〖大一百魔 :兵: 【亡鎧羅】出陣!!! 〗
「─しおちゃん、彼らの方の守護をお願いします」
「っらいくっ!」
「本気で行きます、勝てるとは思いますが──先の有象無象とは違うようだ」
刀を構える、先程までの余裕をけし、真剣な眼差しで彼女を見る
「っ、わ、かった」
その瞳に、信頼以外などあるはずも無い