>>63 「─しおちゃん、彼らの方の守護をお願いします」 「っらいくっ!」 「本気で行きます、勝てるとは思いますが──先の有象無象とは違うようだ」 刀を構える、先程までの余裕をけし、真剣な眼差しで彼女を見る 「っ、わ、かった」 その瞳に、信頼以外などあるはずも無い