いじめについて思うことを語るスレ

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11:A:2022/02/15(火) 14:35 ID:jqo

>>10

それは、必要性の観点で言えば、「実用」の分野に限定される。
そして、それを万人に適用させようとするならば、「実用をしていなかった、もしくは少なかった奴にも問題がある」という論理が曲がり通るのと(現に実例がある)、いじめっ子を無くす動きには全く繋がらないので、メタ的な意味で、問題がある。
そもそも、いじめを減らさずに、自衛の必要性を迫られる社会なんてものは、問題がありまくり。
そして、いじめを減らす提案すらせずに、ただ自衛しようというのは、無思考そのものだ。

そもそも、いじめを無くす動きというのも、強めなければ、減らない。なので減らすには、例えば、いじめというのは、格差が大きければ大きいほど、増えるという相関関係が既に統計上出ている。これは、アメリカであろうが、イギリスであろうが世界的に共通している現象。

それから、「議論したところでとか」トンマなこと言ってるけど、議論がなかったら、改善も解決もしないんだが?社会合意や危機感は、国民の間にも(したがって、政府の間にも)、何も形成されなくないかと批判しておく。

教育の社会構成主義の立場からすると、「いじめを無くすことはできない」というのは合意だが、いじめを無くすことはできない、だから自衛しよう、だから議論をやめよう、というクソ論理を否定して、別の解答を出している。

それは、例えばいじめが起こったとしても、そのいじめを止めるような人間に、子供たちを育てるという教育だ。今の日本の、共同体(過程を含む)の崩壊、上から教育、自己責任教育、学校の機能低下(日本型学校主義より)では、個々の原子化、孤立化、傍観主義が進んで、それはほぼ困難だと言われている。

つまり、いじめを減らす方法、あるいは、いじめが起きたとしても、それを自己浄化する作用を持ち得る社会を作る方法は、いくらでもあるのに、現状に対しての処方箋もなしに、世渡り方法を提示するのは、一般論、社会論を扱う議論としては、ズレているような気がする。もちろん、悪いと言っているのではないが、あまりに不十分で問題があるということ。


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