>>35
でもそれを短絡的に“政府批判の材料”としてしまうのが良いのかどうか?
貴女はたぶん聡明なヒトなんだろうけれど、けっこうガチ(正統)な左派思想の薫陶を受けていそうだよね。
オレは民間の善意と奉仕意識から盛り上がって来た「子ども食堂」の増加を“歓迎&応援”したいなって‥思ったけど。
おっしゃりたいことはよくわかります。善意の取り組みをダシにして政府批判をするのが望ましいのか?というのは一理あるとは思います。
もちろん、子ども食堂という取り組み自体は評価されるべきものですし、運動が広がること自体は世の中にポジティブな効果をもたらすでしょう。
しかし、そうした善意の、ボランティアの運動というのは、いつ辞めざるを得なくなるかもわからないわけで、貧困対策としてはその場しのぎにしかなれないわけです(もちろん、子ども食堂には孤独対策としての面もあるわけですが)。
本当に必要なのは貧困を減らすような社会制度の変革、あるいは貧困者層を助けるような政府の政策であり、子ども食堂の増加はそうした制度政策の不足をも同時に浮き彫りにしているわけです。
私は、そうしたより根本に近い部分を考えていく必要があると思っています。そして、その点においては「ウイグル問題」への態度とも一貫していると思います。