魔力、或いは神通力の込められた石というものは古来より日本でも珍重されてきた。古い物では海の力が宿った鹽盈珠・鹽乾珠が有名よな。
海幸山幸伝説では、山幸は海神から貰ったこのふたつの玉を使って兄を服従させた。
ではここで疑問だが、何故海神はパワーストーンに自分の力を込めて渡したのだろう。剣でも針でも良かったというのに。
山幸彦に渡したパワーストーン、力ある石という玉はつまり、海神である龍が手に持つ玉なのだ。そう思えば力が籠もっていても不思議ではない。古来、人間というものは龍こそ神だと考え、龍の持つ石は神の力が宿るパワーストーンだとされた。山幸彦が持っていた玉といえば他に三種の神器にもある八尺瓊勾玉があるが、勾玉の『まが』とは元々『禍』、即ち災厄や天災を意味する言葉だ。古来より人の手に及ばぬ厄災は龍に例えられ、海幸山幸で言えば龍神の持つ、潮の満ち引きによる津波なども禍事であった。勾玉が曲線に加工されているのも龍を表しているのではないだろうか。そしてパワーストーンという言葉。和訳すれば『力石』だろうか。読み方を変えれば『か せき』……つまり化石だ。化石と言えば「恐竜」そう、龍神の化石だ。恐らくパワーストーンとは龍神の持っていた霊力にあやかって、その玉に値する宝石に魔力を籠めるものに違いない。
つまり恐竜の化石は日本神話に多大な影響を与えている!!
みたいな事考えたけどあんまりやな
天輪王命の背負う日輪ドーナツ説とか金剛力士ヘラクレス説とか思いついたけど文字に起こすの面倒臭いわ
おお、なんか力作ですね
海幸山幸神話については確か、兄の海幸彦を弟の山幸彦が乙姫様の支援を受けて打倒する話でしたっけ?
ちょっとググってきます
あ、因みに恐竜の化石、、と云うよりも恐竜の死骸と云えば地層の深くで堆積するかなんかして、それが現代での石油になったって聞いた事ありますよ