私もこーしんっ!
「古代ローマ暗号は知っている」
7、思いがけない再会 アーヤside
『彩へ
彩、元気?私は元気だよ。この前
はいろいろありがとう。私、退院し て、浜田に復学することになったん
だ。そしたらまた話そうね♪
ずっと友達だよ。
武田菜穗より』
菜穗が復学することになったんだって。
それなら私、行こうっと!
次の日…
私が歩いていると、後ろから声をかけてきた人がいた。
「アーヤ」
翼だった。
「何?」
と聞くと、翼はちょっと驚いて言った。
「大丈夫?」
私は
「大丈夫」
と即答し、また歩き出した。
「彩」
今度は女の子の声。
「菜穗!」
私は笑って振り返った。
「彩〜!久しぶり〜!元気?」
「菜穗!そっちこそ元気だった?」
私達は握手し合って、一緒に歩き出した。
その向こうに翼がびっくりしたような、傷ついたような顔をして立っていたが、私は菜穗に夢中だったし、クラスの女子がうるさいので話しかけなかった。
一通り挨拶や話を終えて教室に入るとクラスの人達は声を上げた。
「菜穗!」
「菜穗だ!」
「元気?」
「久しぶり!!」
菜穗はそっちに向かって手をふり、私に向かって「後でね」と囁き、女子の輪の中に入って行った。
次は8です!
>>765、 小塚君の怪我の真相は次の章(?)でww(*^▽^*)
>>766
うまく書けてる自信もって(*´▽`*)
>>768
菜穂キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!