被害者は知っているではなくて短編書きます！
遅いけど、バレンタインの
関係とかかえてるよ
〜２月１４日〜
アイツらには言ってないけど、俺と立花は物心つく前からの知り合いだ。
だからか、女と何かするとしたら立花を選び、また立花にとってもそれが当たり前となっていた。
さて、本題に戻ろうと思う。
今日はバレンタインだ。
女がうるさい。
KZに入っているから直接受け取らなくて済むが、もらったチョコは全て親父にあげている。
直接渡しに来た奴にはルール違反だと言って断り、いない間に置いてあれば落とし物として届けた。
町でそうなったときは、交番に届けた気がする。
そんなこんなで、俺はバレンタインにチョコをもらったことがない。
母親はそんなもの邪道だっていってるくらいだし、立花は俺が甘いの苦手と知っているから花を７本くれる。
たしか……シンビジウムって花。
前に、花言葉を調べてみたことがある。
そしたら、「飾らない心」だった。
まあ、若武よりかは飾ってないからあってるのか？
「上杉君、これ」
今日も７本のシンビジウムをくれた。
お礼を言い受け取ると、立花は拗ねた顔になる。
「ねぇ、私たちもう、中学生なんだよ。……分からないなら、コレ読んで」
立花は俺が返事をする前に手紙を押し付け、走り去って行った。
なんなんだ……？
手紙の内容が気になって仕方ない。
花を花瓶にいれるのは後にして、先に手紙を読んでしまうことにした。
『上杉君へ
上杉君が鈍感なのは知ってるけどここまでだと思ってなかった。
……あのね、シンビジウムの花言葉は「飾らない心」の他に「華やかな恋」っていうのがあるんだよ。
それに、本数にも意味があるの。
バラじゃないから、これは難しいかな。
７本贈る意味は、「密かな愛」。
つまり、好きだよ。
上杉君と一緒にいると、それだけで華やかな世界になるの。
でも、小学生の恋なんてって笑われたくないから、密かに想ってた。
ねぇ、上杉君は私のこと好き？』
読み終えた途端家を飛び出す。
こんな意味がこもっていたなんて、知らなかった。
悪い、俺、ホワイトデーまで持ちそうにねーよ。
だから今、直接言う。
だからお前も、直接好きって言ってくれよ。
もう、隠さなくていいから。
「立花！」
end
行間つけるようにしたけど難しい……
おかしい部分は指摘してくれると助かります
フレで言っとく〜
>>948
よっ…ようやくKZの男子共がアーヤの気持ちを理解してくれた…( ;∀;)ｵｶｱｻﾝﾊｳﾚｼｲﾖ←
>>955
あ〜、私も気付いたら過去形になっちゃってるんだよね(笑)
過去形と現在進行形の書き方とそれに加えて読んでる側に語りかける書き方とかって、
色々なパダーンがあるから…
私が小説を書くとき一番気を使うのはこの部分だよw
>>958
りょ！(`・ω・)ゞ
>>961
え…、これまでに読んできた上彩の小説の中で一番好きいいいいい！！！
え、めっちゃいい！
凄い！上杉君視点書きにくいのに…
ちゃんとキャラ掴めてる！！
できれば続編が読みたい…(笑)
えっとね、私の書き方だけど、
台詞と思考との間を一行開けるとか…
ひゃぁぁぁ！！！！すごい！！！(((o(*°∀°*)o)))
上杉君らしい！
最後の終わらせ方が良い！
流石クスノキだね！
まとまりごとに開けるだけでも読みやすくなったと思うよ。
>>962
さーねー(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ
>>963
<2>
(´；ω；`)ｵｶｱｻﾝｶﾞﾖﾛｺﾝﾃﾞｸﾚﾃｳﾚｼｲﾖ←
<3>
なるよね〜((
色んなパターンあるよね(´・ω・`)