リレーかくね!
「あ、あたしは七夕姫は知っているをもってるよ」
と、あたしが言ったときだった。
「おー!実物アーヤ、まじ可愛い!
やベー、俺好みー!」
と、都明利が言った。
そのとき、KZのみんなが都明利を睨んだ。
「ちょ、都明利!なにしてんのよ!」
あたしが怒ると、
「いーじゃん梨奈晴。可愛いもんは仕方ない。」
ふ、ふざけるなー!!
「り、梨奈晴、落ち着いて。」
み、美音さん!
そ、そうだね、ごめんなさい。
ところが、
「おまえ、なんなの?アーヤの知り合い?」
と若武が言った。
都明利はニヤっと笑った。
あたしは悪い予感しかしなかった。
「ん、アーヤのフィアンセ。」
KZの驚きよりも、あたしの怒りの方が早かった。
「とーあーきー‼いい加減にしてよッ‼」
「梨奈晴!落ち着いて。」
「そんなっ。棗姉ちゃんはほっといてもいいの!?」
「もちろん、ほっとくわけないじゃない。」
の言って笑った棗姉ちゃんにぞくっとした。
「すいません、KZのみんな。不束者な弟でして。
あ、フィアンセなんて、嘘ですから。」
すると、みんながホッとした顔をした。
「とりあえず、証明しなきゃ!異世界から来たってこと。」
と結羽さんが言った。
そ、そうだね!
「えと、この本に、みんなのことが載ってるよ。」
と、あたしはKZに本をわたした。
「おぉ!本当だ!」
「俺がのってるぞ!」
「僕もだよ。」
「まじかよ。」
「俺、いないよ?」
と忍が言ったので、
「忍は妖怪パソコンは知っているにでてくるよ!」
とひかっちさんが説明した。
「アーヤがこんなこと思ってたなんて。」
「え、なんで私が思ってたことが!?」
みんな反応はそれぞれだった。
「はぁ。わかった。とりあえず、認めた。
でも、できたら自己紹介たのむ。」
私たちは頷きあうと、棗姉ちゃんが口を開いた。
「あたしは日向棗。中学二年。心優しい上杉君
が大好き!」
というと、上杉君が少し赤くなった。
わかるよ、お姉ちゃん、美人だもん。
「俺は日向都明利!棗姉ちゃんの弟、小5。
可愛いアーヤが大好きだよ笑」
するとアーヤが少し赤くなった。
そりゃ都明利、かっこいいもん。
でも、あたしは、ふつー、なんだよね、、、
「あたしは日向梨奈晴。都明利の双子の妹。
いたずら好きの翼が好き!」
「ありがとね」
と翼が笑ってくれた。
キャー!!
かっこよすぎて倒れそう、、、
「私は美音。………」
と、続きます。
♪───O(≧∇≦)O────♪
ここまでにします!
ごめんね、みんなのプロフィール、わかんなくて…
あ、都明利は風邪引いて寝込んじゃった。
だからあたしが代わりに書きました!
下手っぴなので、読みにくかったらごめんね。
わかる。なんか消えた自転車とアイドル王子読み比べると大分違うもんね。
>>947
おお!是非ともお願い致しますっ!
ちなみに一番新しいのは>>888だよ。参考にしてください☆
『森の神は知っている』
9.怪しいっ!
私たちは、片山さんにお礼を言って、神社に参拝してから頂上まで行き、皆と記念撮影
をした。
そのあと、山小屋まで戻った。
部屋は、若武&小塚君ペア、上杉君&黒木君ペア、翼&忍ペア、そして私だった。
私だけ一人部屋だったからちょっと申し訳無かったけど、男子と一緒には寝れない。
いや、寝たくない。
6時頃に夕食を食べ、部屋で勉強をしたり事件ノートの整理をしたりしていると、部屋のドア
がノックされた。
「はい。」
私が出ると、そこには翼が立っていた。
「若武から伝言。これから7時50分まで自由時間で、8時から会議だから若武の部屋に集まる
んだって。」
あ、もうそんな時間なんだ。
もうすぐ犯人と出くわすと思うと、胸がドキドキした。
「わかった。ありがとう。」
そう言って翼と別れ、私は犯人の感じを自分なりに想像してみた。
神社からお金を盗んだり、山道にいろいろ細工したりしてるんだから、相当悪い人だよね。
そうすると外見も、やっぱり不審な感じがするのだろうか。
でもきっと、男の人だよね。
それも結構、体格の良い人じゃないと細工なんて難しい。
女の人じゃ、無理だよね。
私は今日会った片山さんと松山さんと秦さんを思い浮かべた。
皆、体格は良い方だったけど、優しかったし第一、犯人を捕まえたいなんか言われて犯人が
okするわけない。
そうすると、怪しいのって片山さんの息子さんかな。
ゲームセンターとか行ってるみたいだし、なんか悪い人そう。
あれこれ想像を重ねていると、もう8時前と言うことに気がついた。
私は急いで部屋を出て、廊下に飛び出した。
瞬間、奥の方から全身黒服の男が走ってきた。
私は慌てて体を反らす。
その時、男の黒い帽子に白くて細長い紐が着いていることに気がついた。
私は秦さんの言葉を思い出す。
『確か目撃情報によると、白髪で天狗みたいな服装らしい』。
もしかしたらあの男、神様になりすましてたのかも!
そしてあれは、片山さんの息子さん!
私がそれを若武に知らせようと走り出した時、男の頭に着いていた白い紐が落ちた。
よし、証拠ゲット!
私は気付かれないようにそっと歩み寄り、ハンカチで紐を取った。
若武の部屋に行き、ドンドンとドアを叩く。
「若武、速く開けて!」
若武がようやく顔を出した。
「ん、アーヤどしたの?」
うるさいっ!
「速く入れて!今、重要な証拠ゲットしたんだから。」
私が言うと、若武は顔を煌めかせ、私を部屋に押し入れた。
もう皆が集まっていて、私は空いている床に座る。
「アーヤ、その証拠ってどれだ?」
若武に言われ、私はハンカチから紐を垂らし、これを拾う経緯を話した。
「その男、めちゃくちゃ怪しい。」
「ん、犯人の可能性は高いよ。」
「よし、取っ捕まえてやらぁ!」
皆が口々に言った。
小塚君が私を見る。
「ねぇアーヤ、その紐、見せてくれないかな。カツラだったら、コーティングがしてあるからすぐ
見抜ける。」
へぇ。