「初恋は知っている 黒木編」
6、記憶 アーヤside
「ああっ...!ヒーローっ!」
黒木君のそんな声が聞こえた。
「黒木君、どうしたんだろ?」
私たちはそう言って、黒木君のところへ向かった。
「黒木、どうした、ヒーローは?」
若武が聞くと、黒木君はかすれた声でささやいた。
「落ちた」
「は?」
「落ちたって...海に?」
「この高さから?」
「柵があるのに?」
私たちが質問攻めにすると、黒木君はまた、つぶやいた。
「俺が、突き飛ばしたんだ。俺が、落とした...」
黒木君が言った瞬間、若武が黒木君をしめあげた。
「てめえ...自分が何したか、わかってんのか?人殺しだぞ?」
上杉君が2人を引き離す。
「若武、落ち着け!海上警察!小塚、118通報しろ!」
小塚君が慌てて携帯を出す。
「黒木、その様子は何か、思い出したな。聞かせろよ」
海上警察を待つ間、上杉君が言った。
「ああ。」
「思い出すって...何を?」
「色々なこと。亜希田との関係とかさ、昔の記憶とか。」
上杉君が答えた。
黒木君が話し出す。
いよいよ解決編!次の小説のアンケートも作ってるよ!
>>550 いいでしょ〜←←←
>>551
だっ大丈夫!?
私倒れたこと無い(´・ω・`)
倒れる感覚がわからん
>>553
機械イジったの誰だよ!w
>>555
ゾロ目おめ☆
>>556
ヒーローは助かる!?
続きが気になる(>ω<)