真央じゃなくて莉沙だよ!
他スレの名前になってた!ごめん。
>>8の続き書きます。
【少女の夢は知っている】
目を開くと、辺り一面花畑。
起き上がれない、重たいよ、体が。
顔の隣に、真っ赤なチューリップが咲いていた。
手の辺りには、すみれ色の、見たことのない花が咲いている。
何、この花。
名前が知りたいよ。
待って!彩、落ち着くんだ。
ここは一体どこなんだ?
蜂がきた。
刺される!刺される!
逃げたい!逃げれない!
死ぬよーーーーー!
んっ!
死ぬ?
病室にいた自分。
花畑にいる自分。
ここは、天国じゃない……よね?
横井side
彩ちゃんが死んじゃったってホント?
彩ちゃん、一緒にもっとお話ししたかったのに。
彩ちゃん、話せないんだよ、もう。
501、501、501!
ガラッ
「彩ちゃんどうですかっ!」
彩ちゃんのベッドにかけより、手を握っていた。
俺、どうしたらいいんだ!
「あなたが横井君?彩から聞いていたけど。」
俺は、今までにないくらい高速で首を縦にっ!
「そう。だったのね。心臓を深く強打したのは知ってる?そこが、大きく、早く脈打ちしすぎて死んでしまった。彩と仲良くしてくれてありがとう。」
そう言っている側からっ!
彩ちゃんが動いた!
「「「「「彩/彩ちゃんが動きましたよねぇ!先生っ!」」」」」
続く
>>13の続き
彩side
目を開けたい感じ。
開けたいって言うより、開けないと変な感じがする。
開かない。
どうして?
少しでも開けたい。
誰かいてくれてる?
横井君?
上杉君はいないのかな…
開けて確かめなきゃ。
自分の目で…
この目で!
白い蛍光灯が見える。
開いたっ!
でも…
閉じちゃう。
意識が遠くなっていく。
私、どこにいるっけ?
横井side
彩ちゃん、大丈夫なの?
「彩ちゃん、彩ちゃん。彩!彩!」
いつの間にか呼び捨てになってる。
やっぱり、俺、彩が好き。
彩が。
「悪いですが、彩さんが助かる可能性があります。なので、検査させていただいても、よろしいでしょうか?」
彩のお母さんが縦に首を振ったので、病室から出なくてはならなくなった。
お願いだ、彩。
頑張って!