「ハートの石は知っている」#2
はぁ、今日も学校だぁ。
和くんの家の方から、ガチャガチャ音が聞こえてくる。
「奈子、早くしてよ。遅い。」
「奈子は、こういう主義なの!」
どこで主義なんて覚えたのよ!
もう!
私は、普通の小6。
和くんといつも学校に行ってるんだけど。
「奈子、和臣くんと一緒に行く!」
「ダ〜メ!和くんと私が一緒に行くんだから!奈子は、和くんの隣の家の子と行けばいいじゃん。」
「奈子、その子キラ〜イ!」
好きになればいいじゃん!
もう、早く済ませてよね。
「アーヤ!奈子!朝ごはんが冷めちゃうでしょう?早くしなさい。」
すると、急に奈子は洗面所を使い終わった。
「ちょっ、奈子!」
もーう!
私が遅れちゃうでしょ!
「ごめんね、和くん。」
朝ごはんを急いで食べて、家を出た。
もちろん、奈子を置いてね。
「ナッちゃんいないの?」
「いるわけないでしょ!早く行くよ!遅刻したら、和くんのせいにしちゃってもいいの?」
すると、和くんの足が速まる。
奈子から逃げるように早く行こ!
>>97・>>98和臣って若武だったけ…上杉だったけ?
でも,小説は面白いし気になるって感じだよね🎵
>>101いえいえ、長文だからこそ面白いんですよ。
続きも待ってます(^人^)