続き↓
「写真くらい、持ってるだろ。」
若武に言われて、忍はスマートフォンを出した。
「ん、一枚だけ。」
持ってるんだ。
じゃ、それなりに大切に想ってる訳ね。
「見せろよ。」
忍はスマートフォンを操作し、画面に写真を浮かび上がらせる。
「昔のだけど………」
そう言いながらスマートフォンごと若武に預けた。
受け取った若武は、それを見るなり、目をパチパチさせながら無言で上杉くんに渡す。
え………どんな子なんだろう。
上杉くんも一瞬見るなり、何も言わずに黒木くんに回した。
私は、ますます、興味をそそられる。
黒木くんは、クスッと笑って小塚くんに差し出し、小塚くんはがっかりしたような様子で、それを私によこした。
いよいよ写真をめにするこt
待って!>>132 はスルーしてください、すみません。。。