ふぅ〜
お昼も食べ終わって、もう思い残すことはないっ!
若「じゃ、最後にもう一回王様ゲームするか!」
おー!
王様ゲーム、楽しかったもんね♪
彩「私もやりたいな」
美「俺も〜♪」
黒上七「同じく」
小「僕も」
若「じゃ、決定だな。さ、これを引いてくれ」
今度こそは、王様になれますよーに🙏
神様どうか…
えーいっ!
皆「王様だーれだ!」
…私は、5番だった。
うわーん。いつになったら王様になれるの…
七「俺。」
王様は忍かー…。
いいな、いいな
七「じゃあー、2番と3番が15秒間抱き合って」
…最悪だぁ。
いきなり、そこ行くんだね。
さすが天然!
若「俺、2番…だ。」
上「俺3番……死んだ。」
わお!この2人が抱き合うのかぁ…
なんか、面白そう!
いつも喧嘩ばっかりしてるもんね。
本人たちは可哀想だけど…
七「ほら、王様の命令は絶対だろ?早くやれよ」
美「俺が数えてやるから、ね?」
若「わかったよっ」
そして、2人は…抱き合った!
くすくす。
若武はガッチリ目をつぶって、上杉君は顔を赤くして横を向いてる。
どんな、気分でいるんだろ。
こっちも、恥ずかしくなってきちゃった。
美「じゅーよん、じゅーご!はい、終了」
……。
あれ?何か、感想みたいなの無いの?
黒「さ、次に行こっか」
あれれ?2人とも黙っちゃった。
皆も何事もなかったようにくじを引いてる。
わかってないのは…私と同じように不思議そうに皆の様子を見ている忍だけ?
2人で顔を見合わせる。
なんで、だろうね?皆
黒「ほら、アーヤと七鬼も引いて?」
あ、そっか。
気を取り直して、次こそは王様でありますよーに!
皆「王様だーれだ!」
おおお!私のくじに赤色が付いてる!
てことは…
彩「はいっ!私ですっ!」
美「お、アーヤ。気合充分だね。」
もっちろん!最高の命令出しちゃうんだから
さーて、何にしようかな…。
うーん、うーん…
あっ!こんなのどうかな?
彩「じゃあ、1番の人が5番の人の良い所を3つ言って!」
これは、きっと男の子のプライドに関することだから、皆言いにくいんだと思うから一回は聞いてみたかったんだよね〜♪
さ、1番と5番はだれかな?
黒「俺、5番。1番は誰?」
若「…俺だ。なんで、また俺なんだ!?もしかして、七鬼。俺に呪いでもかけたか?」
上「んなわけねぇだろーが。」
七「俺、そんなくだらないことに呪いかけるほど子供じゃねぇよ。」
上「ほら、みろ」
こらこら、これ以上言うと若武がキレだすから、そろそろ辞めようね?
上杉君は私の視線に気がついたのか、しゅんとした。
そうそう、わかればよろしい!
美「ほら、若武。早く黒木先生のいい所3つ言ったらどうでしょ。」
若「わかったよ。じゃ、一つ目はコネが素晴らしい。」
うんうん。それで??
若「二つ目は女に関しては最強な所。」
それで、それで??
若「三つ目は…俺より背がでかいこと!」
ぶっ!
これには皆大爆笑
若武、黒木君に対してそんなこと思ってたんだ。
意外と身長の事気にしてたんだね。
私は、背が低いままでも、充分カッコいいからいいと思うけど、そんなこと言ったら
絶対調子に乗るから言わないでおこおっと。
若「こんなもんでいいだろ…//」
黒「案外、褒められると嬉しいもんだね。」
ふふ。我ながらいいアイデアだったわね。
王様になれて、よかった。
これで、もう悔いはないっ!
若「じゃ、次行くぞ〜」
・
・
皆「王様だーれだ!」
私は、3番だ。
どうか、当たりませんよーに。
上「お、俺だ。じゃあ、1番と3番が壁ドン」
げげげ。3番は私だ…。
黒「俺、1番だ。さ、お相手はだれ?」
若「俺じゃねー」
美「俺も違う」
七「俺も」
小「僕もだよ」
若「…てことは…アーヤか!?」
彩「そうだよ///」
若「まじかよ!」
美「ま、俺はキスしたしいっか」
七「羨ましい」
小「///」
もうっ、皆騒ぎすぎ!
1番騒ぎたいのは私だよ。
あー、恥ずかしい…。
早く時間よ、過ぎ去ってくれ!
黒「じゃ、俺が姫を壁ドンするからね」
そして、私は壁まで連れていかされ、
そのまま壁に黒木君の手がドンッ!
もう片方の手が私の腰に!
そして黒木君が私の耳元で…
>>293
わー!凄いすっきりした終わり方だね!(もちろんいい意味だよ?笑)
次はどういうストーリーにするー?