>>318
あなたは自分を
誰も救えなかった
無力なままで
最低の人間というけれど、
私だってそうなんだ。
どんなに叫んだって
どんなに生きろと言ったって、誰も救えない無力な奴。
仕舞いには大切なものさえ失って、
誰を見て
何を求めたらいいのかもわからなくなった。
けれど、少なくとも私はあなたに救われた。
自分と少し同じで、
叫べば必ず答えてくれる。
あなたの存在自体が、とても私にとっては救いだよ。
綺麗事かもしれない。
偽りに聞こえるかもしれない。
だけど、
あなたが自分と同じ地に立っていると考えるだけで安心するんだ。
私はまだ闇の中だよ。
でも、結城さんがここに来てくれたことで少し前を向くことができた。
何のための俺なんだろうと、あなたは言うけど…
結城さんは結城さんで、
誰の為でもなく、何の為でもない
あなたは、あなたの為のあなた。
言葉が少しおかしいかもしれないけど、
それでも私は思うよ。