あるがままに、

葉っぱ天国 > メモ帳 > スレ一覧
140:月姫◆6E:2018/03/04(日) 11:46



とある日のこと。

身が縮こまるような寒さから一転、暖かな日差しや小鳥のさえずりが聞こえだす季節…なのだがどういうわけか外は土砂降り。不吉なものを感じてしまう。

窓を見ると流星のようにつたう雨粒。

 ( ジュリア様とジュラ様、雨に濡れてないかしら? )

ついついため息をついてしまう。気分を紛らわそうと紅茶を入れよう、そう決めた。

 「 あれ?リリル。紅茶でも飲むの?」
 「 はい。アルス様も良ければ… 」
 「 じゃあお願い 」

 ( 今日は……オレンジペコでいっか。 )

茶葉を入れ、蒸らす。特有のいい香りがふわぁと広がっていく。やっぱり落ち着くには紅茶に限る。
先程の不安はいつのまにか消えてしまっていた。

 


月姫◆6E:2018/03/04(日) 12:13 [返信]



>>140-142

 


全部 <前100 次100> キーワード
名前 メモ