>>767
おもひでぽろぽろってジブリの映画で、昔を回想するシーンで「分数のかけ算がすんなりできた人はきっとこのあとの人生も上手くいっていると思う」みたいなセリフがあって、なるほどなって思ったのを思い出しました。深く考えるタイプの人はそのプロセスを省くと理解して浸透するってことが難しくて、結果として人よりたくさんの苦労があるのかなって思ったり。大人になるって目の前のやるべき事を淡々とこなす事なのでしょうか。
淡々とこなすっていう表現がしっくりくるかというとどうなんだろう。
ただ、長く生きた分だけいろんなことを知って、経験則も増えていく。そうなると、若い時ほど心が動かない場面も増えるわけで。
おかげで「箸が転がっても笑う」ようなことはもうない。
でも鈍感さも悪いことばかりではなくて、嫌なことに対しての免疫獲得だったり、自分なりの世渡りの仕方を身につけることだったりにも繋がってるのだと思う。
心が動きにくくなることを劣化と取るのか、成熟と取るのか、それは人次第かも知れない。