物事を深く深く掘り下げて考え続ける人のことはすごいなって思うけれど、だからって気楽に生きていくタイプの人と比べて偉いのかというとそうではないんだな、きっと。
ある段階を超えてなおその深淵まで辿り着くべく巡らせる思考は、もう趣味の領域だから。
特定の趣味を持ち合わせていないからといって卑下される所以もないだろう。
…ってなことをすごく気楽に考えた日でした。
おもひでぽろぽろってジブリの映画で、昔を回想するシーンで「分数のかけ算がすんなりできた人はきっとこのあとの人生も上手くいっていると思う」みたいなセリフがあって、なるほどなって思ったのを思い出しました。深く考えるタイプの人はそのプロセスを省くと理解して浸透するってことが難しくて、結果として人よりたくさんの苦労があるのかなって思ったり。大人になるって目の前のやるべき事を淡々とこなす事なのでしょうか。
ちなみに>>767を考えるきっかけになった私の知人は、深く物事を考えるのはいいんだけども、そもそもネガティブ思考の人なので、ただ後ろ向きに深堀りするばかりで…
考え方のベクトルの大きさがいくら大きくても、方向がずれているなら決していいことにはならないだろうと思うのです。
で、そういう人に「私はこんなに考えているのにあなたは気楽でいいわよね」的な雰囲気を醸し出されたもんだから、ちょっと面倒くさくなってたのが実際のところ(笑)