>>14
>写真技術が台頭し、絵画がその写実性を写真へと明け渡して以来、絵画のアイデンティティを模索する長い旅が始まった。
いや、たぶん絵画界は「ただそこにある物を写し撮る事」しか能わぬ写真技法というものを
はるか上から余裕で睥睨して来たような気もするのだけれど。
それは最先端のCG技術に対しても同じだろうし。
写真技術が発明される以前は貴族なんかの「正確な肖像を描くこと」という記録の役割が大きく、主な画家の食い扶持だったのでかなり大打撃でしたよ。印象派以前はただそこにあるものを正確に(あるいは真実味を帯びて)描く技術が長らく画壇で評価され続けていました。
ただ絵画と写真の相関はけっこう面白いサイトあるのでぜひ。http://photocell.la.coocan.jp/kaiga1.html