>>15
写真技術が発明される以前は貴族なんかの「正確な肖像を描くこと」という記録の役割が大きく、主な画家の食い扶持だったのでかなり大打撃でしたよ。印象派以前はただそこにあるものを正確に(あるいは真実味を帯びて)描く技術が長らく画壇で評価され続けていました。
ただ絵画と写真の相関はけっこう面白いサイトあるのでぜひ。http://photocell.la.coocan.jp/kaiga1.html
だが富裕貴族たちの肖像絵画需要は、写真技術にとって代わられなかったように思う。
だって写真は“あるがままの実態”しか視覚化出来なかったであろうし、
クライアントが発注した自画像って、たぶんそーゆう感じのリアルでは無かっただろうから。
つかむしろ往時・西洋の写実絵画は、現代のCGに通じるものがあったのでは無かろうか?