私なりの解釈にはなりますが、『夜と霧』の人生観が好きでした。
劣悪な環境にあって、私が人生に何を望むのか?を問うても、理想との乖離に苦しむばかりで希望は見いだせません。むしろ人生の方が私に何を望むのか(コペルニクス的転換)を行うことで、人生の意義を問うことをやめて、むしろひたすらに生きることそのものが人生の意味になっていく。
たとえばそれは、猫に餌をあげることかもしれないし、学校へ行って人と話すことかもしれない。どんな小さなことでも、刻一刻と人生の側から問われる役割(ロール)を果たすこと、その問に応答し続けることが、生きる意味にすげ変わるというメッセージに、ふつうとは違う高校生で劣等感で悩んでいた頃は随分救われました。与えられた場でどう振る舞うかだと思っています。
お疲れ様です。
最終2社がんばってね。
夜と霧の丁寧な解説をありがとう。
与えられた場でどう振る舞うか、振る舞い続けるというのは難しいなぁ。
ちょっとだけ深掘りすべきポイントを見つけた気がする。
多忙にも関わらずありがとう。