「しあわせ運べるように」という、神戸の震災(1995年)の10日後に生まれた歌のエスペラント版です。冒頭部はエスペラントによるナレーションで、3分11秒の時点から、エスペラントによる歌が始まります。
http://www.youtube.com/watch?v=d0X9zUYs9HY
…で、冒頭部の3分以上続く、エスペラントによるナレーションの日本語訳は此方です。↓
1995年1月17日早朝、日本の港町神戸は巨大地震に襲われた。死者数6,434、負傷者数43,792,全壊家屋は104,906に数えられる。
その16年後、2011年3月11日午後に再び日本の東北を巨大地震と津波が襲った。死者15,883、全壊家屋は128,808戸。さらに原子力発電所は稼動するための電力を失い、破壊と爆発を起こし、現在もなお、完璧に放射性物質の放出を完全に止めることはできていない。
神戸の震災発生10日後にひとつの歌が生まれた。小学校の教師によつて作られたこの歌は少年少女たちに歌われて廃墟となつたなかで傷つき、苦悩に果てにいる人々に癒しと希望と復活への活力と励ましをもたらした。傷ついた被災者へは物的支援が必要だが、とりわけ同じ境遇の人々に暖かい慈愛の心も必要である。昨年大本神戸本苑の信徒は宮城分苑に訪れて地震被災者という同じ境遇の人々にこの歌を届けた。
心の傷は簡単に癒えるものではない。死者は帰つてはこない。しかし、この歌にある言葉は確実に被災者の心の傷を癒し未来の幸いを示してきた。これは言葉の徳である。
これこそが言葉の中に人のこころを結びつけ、幸せをもたらす神秘なる力があることの証明である。
言葉に幸あれ! 言葉の神秘で聖なる力に幸あれ!
これは言霊幸わう国という言葉がある日本文化に対する私たちの信仰である。
すいまっせ〜ん、>>134-135 に名前を入れ忘れましたァ〜ッ!!勿論、私です。そして>>135 に「神戸の震災」と書きましたが、これも良くなかったですね…「阪神・淡路大震災」と書くべきでした…