>>97
フライヤ)その……済まないが……
止めておくのだ、ジタンには怖い怖いフィアンセがいる。ジタンのためにもその手を離してやってくれ。ジタンがダイヤモンドダストで粉々にされてしまう……
ジタンと、ダガーの関係を知っているフライヤが二人の間に入っている。
ジタン)フライヤ〜……余計なことを言うなよ……
フライヤの言葉を脳内で再現して、顔を青くするジタン。チシヤがそれを見て、笑い出して……
チシヤ)そうなんだよ、ジタンは若干ナルシストでね♪
腹を抱えて笑い続けながら言う。
チシヤ)またジタンがナンパしてくるかもしれないけど、相手にしない方がいいかもね。
やれやれと手を振るチシヤ。
ジタン)ハックション!誰か噂でもしてるのかよ……
鼻をムズムズさせるナンパの王様……
【その頃(オマケ)】
「……ハックション!」
アレクサンドリア城内で、鼻をムズムズさせる王女様が一人。
「ガーネット様、風邪でこざいますか?」
ガーネットと呼ばれる『白魔導士』の『ダガー』は、怪訝な顔をする。
「ジタン達が私の噂でもしてるのよ、浮気してなきゃいいけど……」
【訂正、>>102の>>97は>>98宛です……サーセンした】
>>99-100
フライヤ)フム、付喪神か……分かりやすいな。
安定の説明に納得の色を見せる一同。
チシヤ)ん?俺たちの名前?苣屋駿太郎、チシヤって呼んでくれればいいよ♪これでも医者だから、戦闘の傷ならできる限り治してあげるよ♪
チシヤは、安定の爽やかな笑顔で自己紹介をする。
フライヤ)フライヤじゃ、よろしく。
ジタン)あー、俺はジタン。よろしくー。
フライヤは、丁寧に頭を下げる。ジタンは、美女たちに手を差し出したままで気の入らない簡潔な挨拶をする。
ジタン)ねぇ、君たちは何て言うの?そこの美しいにゃんこさんも。
霊夢、諏訪子、シャルルに鼻の下を再び伸ばしながら名前を聞く。
チシヤ)ねえ、ジタンのナンパ症状末期の理由が分かったでしょ?
シャルルに耳打ちをするチシヤ……