>>96 (猫)
『彼らの言う事実は、あまりにもリアルから離れている』とチシヤは思った。
チシヤ)あんた達……酔っ払ってる訳じゃないよね?
と、自分の耳と彼らの正気を疑うチシヤ。しかし、他の二人にとっては……
ジタン)うおっ!?そうだったんだ……刀人間……見たことねぇ種族だな、なぁフライヤ
ジタンは、フライヤにも同意を促す。フライヤは、もう少し踏み込んだ考え方をしていたようで……
フライヤ)だろうな、なんとなく普通ではない気がしたわい。人間には無い覇気が滲み出ておる
騎士故の強い観察眼と勘が働いていたようだ。
フライヤ)普通ではないのはお主らだけでは無さそうじゃな
と、フライヤは後ろの三人を見る。
>>94-95
ジタン)美しいお嬢さんっ!今夜、この世界で一番色っぽい盗賊である……このジタンとナイトフライでも楽しみましょう……
鼻の下を伸ばしに伸ばし、霊夢、諏訪子、シャルルの前で跪く。
チシヤ)ああ、そのジタンはもうナンパの末期症状が出まくりだから、適当に流していいよ。
んで、こっちの『ネズ美』はフライヤ。
少し呆れるように、軽くため息をつきながらジタンの扱いを説明する。そしてフライヤの説明も挟むが……
フライヤ)ジタンならまだしもお主まで私を『ネズ美』呼ばわりとは……
私がフライヤじゃ、よろしく。
チシヤからの扱いに呆れながらも、頭を軽く下げる。
チシヤ)んで、俺は苣屋駿太郎。気軽にチシヤって呼んでくれればいいよ♪
と、先程したように爽やかに笑みを見せる。
美しいお嬢さん、だなんて…//(言われて照れ)
って、一番に色っぽいって…
自分で言うかしら?(あきれて)
ま、あんたに付き合ってあげても、かまわないわよ?(跪いたジタンに、優しく手伸ばして)
もう、キザな子よね
(チシヤとフライヤに話しかけて)
可愛いお嬢さんだなんて、
言われた事もないわよ
(まだ照れながら)
大和守)まぁ、付喪神みたいなものだと思ってくれればいいよ
…っと、じゃあ僕らは他の客人迎えに行くから…和泉守、陸奥守、いじめるなよ?
(上記を告げればシャルル達と共にいた2人に釘を指し、加州を連れて本丸の出入口へと向かう)
和泉守)へーへー、言われなくてもわかってるよ
…んで、アンタらも客人か
名前は?
(面倒くさそうに答えればチシヤ達の方を向き、縁側に座ったまま少々不機嫌そうな様子で尋ねて)
陸奥守)そーいうんは和泉にだけ言えば十分やき
わしには要らん心配ぜよ
(和泉守と一緒にされたことが気に食わなかったようでムッとしつつ上記を言って)
霊夢)あー...まぁあんたみたいのがいても楽しいわよね(呆れた様に笑って)
諏訪子)そうね(ふふっと笑って)
>>97
フライヤ)その……済まないが……
止めておくのだ、ジタンには怖い怖いフィアンセがいる。ジタンのためにもその手を離してやってくれ。ジタンがダイヤモンドダストで粉々にされてしまう……
ジタンと、ダガーの関係を知っているフライヤが二人の間に入っている。
ジタン)フライヤ〜……余計なことを言うなよ……
フライヤの言葉を脳内で再現して、顔を青くするジタン。チシヤがそれを見て、笑い出して……
チシヤ)そうなんだよ、ジタンは若干ナルシストでね♪
腹を抱えて笑い続けながら言う。
チシヤ)またジタンがナンパしてくるかもしれないけど、相手にしない方がいいかもね。
やれやれと手を振るチシヤ。
ジタン)ハックション!誰か噂でもしてるのかよ……
鼻をムズムズさせるナンパの王様……
【その頃(オマケ)】
「……ハックション!」
アレクサンドリア城内で、鼻をムズムズさせる王女様が一人。
「ガーネット様、風邪でこざいますか?」
ガーネットと呼ばれる『白魔導士』の『ダガー』は、怪訝な顔をする。
「ジタン達が私の噂でもしてるのよ、浮気してなきゃいいけど……」
【訂正、>>102の>>97は>>98宛です……サーセンした】
>>99-100
フライヤ)フム、付喪神か……分かりやすいな。
安定の説明に納得の色を見せる一同。
チシヤ)ん?俺たちの名前?苣屋駿太郎、チシヤって呼んでくれればいいよ♪これでも医者だから、戦闘の傷ならできる限り治してあげるよ♪
チシヤは、安定の爽やかな笑顔で自己紹介をする。
フライヤ)フライヤじゃ、よろしく。
ジタン)あー、俺はジタン。よろしくー。
フライヤは、丁寧に頭を下げる。ジタンは、美女たちに手を差し出したままで気の入らない簡潔な挨拶をする。
ジタン)ねぇ、君たちは何て言うの?そこの美しいにゃんこさんも。
霊夢、諏訪子、シャルルに鼻の下を再び伸ばしながら名前を聞く。
チシヤ)ねえ、ジタンのナンパ症状末期の理由が分かったでしょ?
シャルルに耳打ちをするチシヤ……