( 不意の体当たりには対応出来ずに躓き、直に体に降ってきた氷雨に首竦めて。振回されっ放しだなと自覚しつつも諦めた様に一つ息を吐き、続いて下記を不承不承に。3,4米向こう斜め下を見ていた顔を 場所まで近いしなと少し上げて小糠雨を見つめ、虚勢張って雨に降られているものの意外と寒く、驟雨を願いながら足進め )
…… 雨が止んだら、返せよ
>>32 / エリザベータ
───…今日のギル、やけに素直でキモチワルイ。( てっきり奪還されると許り思っていた為 予想外な相手の返答に思わず翠色の双眸ぱちり、薄く見開き 立ち止まっては、怪訝そうな眼差しで逞しい其の背中を見詰め 何の躊躇も無しに然う言い放つと傘の位置を少し上げて再び相手を中に入れ 「 冗談よ、…アンタのなんだから独り占めするわけないじゃない 」矢張り相合傘の状態に羞恥覚えつつ顔逸らし 僅かに唇尖らせ乍ぽつり述べて )
>>33、ギルベルト