>>26
不快な匂いの主、それが目に見えない謎の力で炎を退けるのを
影を落としながら竜は見ていた…
自身の炎は強い、下級とはいえギラブレイクにより防ぐ事も難しい、
それをほぼノーモーションで、無傷で避けたあの存在は竜にとって…
『ゴォアアアアアアアアア!!!!!』
敵 抹殺対象
爆音に等しい音量の咆哮を放った後に、竜は敵に向けて狙いを定める…
竜に、得体の知れぬ闇の力が集い その密度が体内で増している
【ドルマ系のコツ】
(何が起きてもおかしくない、そう思っていた通り、
得体の知れないエネルギーが竜の周囲を漂い、集まる。
それを見るや、彼は素早く思考を巡らせる。)
「どんな能力を持っているか、調べなければ……。
まずは相手の力がどんな物か見るとしよう。
『ストレイキャット』が、防御してくれているッ!!!」
(相変わらず腹部の猫草は威嚇し続けており、
それで防御態勢が完成しているのだろう。
どのような仕組みで防御を行っているかは、
猫草自身と彼、川尻浩作にしか分からない──。
>>ブラックドラゴン