>>27
(何が起きてもおかしくない、そう思っていた通り、
得体の知れないエネルギーが竜の周囲を漂い、集まる。
それを見るや、彼は素早く思考を巡らせる。)
「どんな能力を持っているか、調べなければ……。
まずは相手の力がどんな物か見るとしよう。
『ストレイキャット』が、防御してくれているッ!!!」
(相変わらず腹部の猫草は威嚇し続けており、
それで防御態勢が完成しているのだろう。
どのような仕組みで防御を行っているかは、
猫草自身と彼、川尻浩作にしか分からない──。
>>ブラックドラゴン
動かないならば、好都合…
体内で増した闇のエネルギーを口内へと移動させ、発射の体制に移り
敵に向け、容赦無く撃ち放った
【ドルマドン】
見るからに触れてはならない、巨大な闇の輝玉が敵へ牙を剥く
竜は数ある攻撃手段の中でも高い能力を持つ遠距離の攻撃を、
更に自身の特性で威力を高めて放っていた