>>28
動かないならば、好都合…
体内で増した闇のエネルギーを口内へと移動させ、発射の体制に移り
敵に向け、容赦無く撃ち放った
【ドルマドン】
見るからに触れてはならない、巨大な闇の輝玉が敵へ牙を剥く
竜は数ある攻撃手段の中でも高い能力を持つ遠距離の攻撃を、
更に自身の特性で威力を高めて放っていた
(闇のエネルギー玉を見て、彼は直ぐに、考えた。)
「クッ、アレは、確実にヤバい……ッ!!!
大事を取って、『相殺』しとくか……ッ。」
そう言うと、キラークイーンが突如動き始め、
右手での高速の手刀を放った、かと思えば、
エネルギー玉のすぐ前で大爆発が起きるッ!!!
その爆風と衝撃波は凄まじい物だった為、
闇のエネルギー玉も、為す術無く爆発した。
その瞬間、その2つの爆発は風となり、
彼のスーツの裾を激しくはためかせた───。
「危なかった……。危うく死ぬ所だった。
では、こちらからも攻撃しても良い頃かな?」
そう言い放つと、彼はニッと静かに笑った──。
>>ブラックドラゴン