魔咲美「・・・・・?アイツか・・・・・?」
(家に客人が来るなんてことはまずない、昨日家のある方向を教えた初代巫女が来たのだろうかと思いながら扉の方へと歩いてゆく・・・・・
ガチャッ
「はーい」
一応違う場合もあるので、誰であっても対応できるようにまずは返事をして扉を開ける・・・・・)
>>124
《ガッ》
萃香
「よ〜お、始めまして。」
扉を開けると、そこには魔咲美よりも少し背が高く、整った顔立ちをして、腰まで伸びた長い髪を持ち、現代の萃香が大人に成長した姿をしている。
それは、初代巫女が殴り飛ばしたあの山のように巨大な鬼に酷似しており、尋常ならざる異形の力を纏っている。