魔咲美「あー、そこからか・・・・・えっとだな、魔女っていうのは、魔法の魔に女って書いて・・・・・って、そもそも魔法って知ってるか?」
(魔女という言葉を初めて聞くと言う相手に、魔女について説明しようとするものの、そもそも魔法というものを知っているかどうかを聞く、魔法を知っているなら幾分か説明も簡単になるが・・・・・
「でも自分じゃ飛べない分、落ちたら大怪我するから不便・・・・・って!おいおいおいおいおい!」
と、倒木を簡単に持ち上げる相手をとりあえず一旦止めようとする)
>>41
初代巫女
「マホウ……?」
魔女や魔法と言う概念そのものが平安時代の日本に馴染みがなく、首を傾げると、倒木を投げようとするのを止める魔咲美の言葉を聞いて「むー…私なら出来そうだったのに…」と少し不満げに呟くと持ち上げた倒木を地面に下ろす。
魔法や魔女と言ったものは近代の日本だからこそ受け入れられつつあるものの、当時の人々からすれば得体の知れない力を求めたからこそ、魔咲美は集落に災いをもたらすと思われ、差別や迫害されてしまったのだろう……
初代巫女
「マジョやらマホウやら始めて聞く言葉ね?
詳しくは知らないけれど、それはどういう事が出来るの?」
だが、初代巫女はその得体の知れない力に対しても純粋な好奇心を持っているようで、それらがどのような事が出来るのかと聞いてみる。