魔咲美「それじゃあ、これに当ててくれ!」
(魔咲美は先ほど自分の財布から出した、価値としては一番安い硬貨を指さす
魔咲美自信初代巫女の指示する銭という部分を飛ばして当ててしまったものの、ある程度この遊びについてのルールはわかってきたらしい・・・・・)
>>74
初代巫女
「わかったわ、それじゃあ行くよ………っと!!」
《ドゴオォォォォォォォォォォォォォォッ》
魔咲美が指した最も安価な銭を見ると、そこに目掛けてまるで隕石が激突したような凄まじい轟音と衝撃、土埃が舞い上がり、数秒の間だけだが、周囲の視界が奪われてしまう……
とても銭が地面に当たるような音はもちろん、近場に砲弾が直撃したとても此処までの轟音はしないだろう。
初代巫女
「やった!全部吹き飛んだ!!
これは私の勝ちって事でいい?」
明らかに子供の遊びで出来ること、いや上位の神々でさえこれをするには意図的に力を込めてやらなければ起きない事を、初代巫女は無意識の内に行っている。
おそらく、初代巫女に最初に意銭を教えた人物はかなりの苦労をしたであろうことが予想できてしまう。