魔咲美「・・・・・」
スッ・・・・・
「一」
(布も束の数もかなりあることから、大きい数も小さい数も同じ数が書かれた布が複数存在しており、魔咲美は連続で「一」を引いてしまう・・・・・
さっきまで自信満々だった自分が恥ずかしくなってくる・・・・・)
>>97
【それから数分後…】
初代巫女
「やった!結構沢山引けたわ!!」
続けること数分。
何時の間にか初代巫女は薬草の束のほぼ全てを手中に納めており、上機嫌に楽しそうに笑いながら沢山引けたと喜ぶ。
異常なまでの勘の良さ、そして運の良さを兼ね備え、更には人知を超えた底無しの力を持った初代巫女。
彼女が集落から離れて住んでいるのも、そのあまりの強さや、異常な強運故に疎まれ、周囲に馴染むことが出来ずに追い出されてしまったのだろうか……