リレー小説「暗殺者の学園」

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4:∞エイト∞:2015/04/11(土) 12:48 ID:Fwc

 赤岸はそれを聞いて震えあがった。
 自分の体の中に何か恐ろしいものが入り込んだような、
そんなイメージが脳内に浮かんでくる。

「い、いやだ! 元に戻してくれ!!」

「それはできません。貴方はもう、能力無しでは存在できない体なのですから……」

 能力無しでは存在できない。その言葉が彼の頭にビシッと張り付く。
 話しながらフフと妖しげに微笑む二木の顔を見て、言い知れぬ恐怖が彼を襲った。

「ど、どういうことだ!」

 二木は不安げな表情の赤岸の胸を指さし、堂々と言い放った。

「あなたは今、能力によって生かされている“ただの死体”なのです!!」


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