フラワーマリア学園に入ってから一週間
『夏木さん,お友達になりませんか?』
声かけてきたのは,千鳥蘭子
千鳥会社の令嬢で
もう1人は藤壺鶫,藤壺貴族グループの令嬢
『私のお父様が夏木さんのお父様の姉様とは小学生時代の同級生だっとか』
『うん?伯母さん』
『確か,夏木しおりさん』
父の兄弟は五人の四人目でしかも女ばかり
夏木しおりさん,今は結婚して宮本で3人息子と娘1人の四人のお母さん
『しおり伯母さんと』
『お父様がしおりさんはかなりの美人だっと聞きました』
たしかにしおり伯母さんは美人だ。
『蘭子様,向日葵様,これ,私の専属パティシエが作ってくれたケーキを食べましょう,お昼』
『専属パティシエ?』
『私の専属パティシエはフランス人なんです』
やっぱり金持ちは違う。
〜キーコーンカンコーン〜
『授業始まるわよ』
『そうだね?』
『それでは,お昼に』
・・・・・・・・
『では数学です,5ページ開いてください』
数学教師,峯浦正臣,37歳
隣町の公立高校一の美人,家庭科教師
水嶋渚教師,27歳と結婚前提でお付き合いしている。
峯浦先生は5年前,前妻と離婚
3人姉妹のうち次女,三女(双子)を引き取ったシングルファーザーなのです。
『あのう,峯浦先生』
『花園様,』
『これ,わかりませんわ』
『それでは』
普段,個人には教えない峯浦先生
マリア様には凄くあまい
〜キーコーンカンコーン〜
お昼になりました。
『あのう,向日葵って呼んでもいいですか?』
『うん?』
『駄目かしら』
『いいよ』
『向日葵のお昼はお弁当?』
『そう,オムライス弁当』
『でもボリュームお弁当に菓子パン5個に庶民が行くコンビニで買ったと思われる杏仁豆腐とプリンとシュークリーム.そんなに食べるんですか?』
『向日葵さんは太ってしまうよ!』
『あたし,大食いなの,食べても生まれつき太らない体質なんだ』
『大食い,私も人の事言えないけど私も大食いです,理想のお嬢様のイメージがこうみえて
ラーメンが好きなんです』
『以外,鶫さん』
『私,お嬢様だけどキャビアとかいくらとか魚の卵って苦手なんです,特にイクラのプチプチが駄目なんです,キャビアなんかしょぱいから』
『あっ〜わかるけど,あたしはいくら好きだよ』
『向日葵さんは大丈夫なんだ』
『あたし,トイレに』
ーガラァー
『夏木向日葵』
『椿様』