【と お い 夏 の 日 の で き ご と】

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9:アゼル◆PQo:2015/08/18(火) 14:09 ID:GGQ

太一「…………………な、なんだこれ……」


   本を覗き込んだ太一がそう言う。



   

  そう、そこに書かれてあった言葉は

























              そ こ に い る 奴ら   全員    呪ってやる
  






 よくわからないけど、私の背筋が凍った気がした… 






隆弘「…………………は?なんだこれ、意味分かんねぇ。


   ……期待して損したわー、もっとすげぇやつかと思ったのによー」




そういい、隆弘が本を投げすてた。





由紀子「………………っ!!  ………もう………どうしようも…なくなったじゃない…………」




いつもおとなしい由紀子ちゃんがそう喋る、やっぱり何かおかしい。


風花「………どうしたの?由紀子ちゃん………大丈夫だよ、これ、たぶん誰かが遊びで作ったやつだと思うし…………」



由紀子「そんなわけないっっ!!!!!!!!!!!これは………っ……今夜……とんでもないことが起こる………」



風花「…………とんでもないこと…?」





隆弘「う〜わー、そういうのガチで信じちゃってる奴って痛いわー、どうせ本物なわけないじゃん、現実見ろよwww なー?太一」



太一「……………っ!? ぁ……お、おう!!!」


隆弘「なんだー?やっぱビビってんじゃねーの?お前」


太一「そ、そんなわけないじゃんかよ!!!!あ、あははww」




裕翔「………………ともかく、俺もこんなこと現実にあるわけないと思うし、とりあえず掃除早く終わらせようぜ……」



隆弘「…………たくっ!胸糞わりぃなー!!俺はもう帰るぜっ!!!!」


太一「おっ、俺も…待てよー、隆弘〜」





そういい隆弘とともに教室から出ていく太一。



裕翔「………おい!!!…ハァ…………あいつらは………まぁ、とりあえず俺らだけでも掃除終わらせて早く帰ろう」


風花「うん………」


由紀子「……」



そのまま何とも言えない空気のまま私たちは掃除を終わらせた


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