コツコツ...
コンコン
「誰だね?」
「校長、会長の山田です」
「あぁ、山田さん。どうしたね」
「一ヶ月前からずっと、1日に一人、生徒が亡くなっています。」
「......そうだね」
「校長!分かってるなら、行動して下さい!!!生徒の事 ほったらかしなんて酷いです」
カチャ...
校長が飲みかけの茶を置いた。
「じゃあ、君は私に何しろと言うんだね?」
「.........あの手紙...学校に届いた、"黒い手紙"を見せて下さい!」
「山田さん。これは、きっと誰かの嫌がらせだよ...」
「嫌がらせにもほどがあります!絶対こんなのおかしい!!!」
「ふぅ...分かった分かった。手紙を見せよう」
「...どうも」
ガサガサッ、、、ペラッ
「...!? 校長これ...」
「あぁ、変な手紙だろ?」
「何で、読んでて、行動しないんですか!!!四人差し出せば良かったのに!!!」
「私が命令に背いたから、四人以上 死んだ、とでも?」
「当たり前です!ちゃんとしてたら、生徒の命も四人という最小限に抑えれたのに...」
「山田さんの好きにするといい...」
「...校長、私は貴方を軽蔑します」
キッ!
「何とでも言え」
山田という生徒に睨まれてしまったよ。怖い怖い。