虹色の恋*

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2:ぽぽるん:2015/10/27(火) 01:28 ID:bh2

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桜田波流 (さくらだはる)
高校1年。

胸あたりまである茶色の髪を耳の上辺りでツインテールにしている。

膝上20センチくらいのスカート。
第二ボタンまで空いたピンクのブラウス。
白のニットのベスト。
ボタン前回の紺のブレザー姿。

見た目は派手だが恋は初心者。
初恋だってまだだし。

…ま、興味すらないけどね。

そもそも恋ってなんなわけ?
なんのために恋なんかするのかな?

…意味ないよね?

そな考えの持ち主。

「波流ー!」
「なにー?」

お母さんの声により現実に戻った。

「波流、アンタ今日おばあちゃん家行くんでしょ?」
「…あ。」

完全に忘れてた。

「あ、じゃない!早く支度しなさい!」
「はーい」

お母さんに言われたので渋々支度を始めた。

…別にそんな行きたい訳じゃないし。

正味、あんな田舎よりこっちの方が断然いいもん。

インターネットだって設備悪いし… 。
何方かと言えば、行きたくない。

…でも、おばあちゃんがいつも1人だと可哀想だからね。

仕方ないよね。

そして私はお母さんの運転する車でおばあちゃん家へ向かった。


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