ケイリーside
ガチャ。
「ケイリー!朝先輩と大光先輩連れてきたからぁ〜!もうご飯できてるぅ?」
あ、帰ってきた。
ったく、私がどんだけ苦労したと思ってんのよ!
できたけど!
「ったく、ライリーは美味しいとこだけ持ってくんだから」
「エッヘへ〜食いしん坊なもので」
ぞろぞろと皆がリビングへ入ってくる。
「この家ただッピロイのね〜」
朝先輩。
突然電話切られたんだけど……。なにかあったのかね?
「今日は呼んでくれてありがとう。うっわぁー、この料理豪華だね〜!」
大光先輩。
…ほれてまうやろ。(思わず関西弁が出てしまったではないか!)
どんだけ紳士?!
「食べましょ〜!さぁさぁ!」
「うん〜じゃあ座るね?大光先輩じゃあこっちに〜」
朝先輩、さりげなく大光先輩の隣をゲット。
私とライリーも座る。
「じゃあ、いただきます!」
パンッ。
手を合わせる。
「いただきまーす!」