〜七年後〜
なのか 「お母さん、行ってきます!」
なの母 「ん、行ってらっしゃい!」
なのかはスキップで桜が舞う街道を進む。
なのか (私、野苺なのか!十二歳の小学六年生!性格は人見知りだけど、新学期を期に、私は新しい友達をたくさん作りたいって思ってるの!)
なのか 「まずは話しかけやすい雰囲気を作らなくちゃね」
ゆりね 「なのかちゃん!おはよう!」
なのか 「ゆりねちゃん!」
ゆりね 「もうクラス表見た?」
なのか 「ううん、まだ。」
ゆりね 「なのかちゃんは友達と同じクラスになれたかな〜」
なのか 「ゆりねちゃんはどうだった?」
ゆりね 「親友とは離れたけど、また新しい友達たっくさん作るから大丈夫♪じゃねっ!」
なのか 「じゃあね〜」
(はぁ…ゆりねちゃんはいいな…すぐ友達が出来て…)