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4: ゆうび ◆/k:2016/04/27(水) 20:49 ID:.i.

1話「桜の季節と恋と友情と……?」

ひまだ、暇だよ暇!家に帰りたい、ゲームやりたいな

「……………次の授業までまだ時間あるしちょっと寝よ……」

小声で上記を呟く千博、千博はどんな場所でも寝る



キーンコーンカーンコーン←
チャイムの音が教室や廊下中に鳴り響く。千博もどこか嫌そうな顔で目を開ける

「(次……席替えじゃん……最悪…でも目悪いからな…ちょっと複雑)」
千博が上記をそう思った時担任の先生がドアを開ける

「…えー、今から席替えをします。はい、号令お願い」
先生はいつも通り。号令係に目を向ける

「これから、学活を始めます。」
号令係が大きな声で言う

「で、まずは…席替えの…くじ引きをしましょう」
そう言った瞬間先生はくじ引きの箱と割り箸を置く
多分この割り箸がくじなのだろう

「(うえ……くじ引き…隣嫌な予感しかないんだけど…)」

〜IN地獄のくじ引きタイム(^ω^)←〜

「………………うっ……」
クラスの全員席替えを完了した
千博の顔が真っ青になっている

「……千博ちゃん、大丈夫?」
心配そうに上記を言うのは小野恵美
恵美は責任感が強く優しい、生活委員だ

「あ…えっと……………恵美ちゃん……だよね。私は大丈夫」
どう見ても大丈夫じゃなさそうな表情で述べる

「……ったく、航貴も心配してやれよ。千博ちゃん体調悪そうなのにさ」
恵美は少しきつい言い方で私の隣の席の人に言う

「え……あ、ごめん。大丈夫?」
恵美に言われた後千博の席に近づき声をかける

「(!?近づく必要ある!?!?)……大丈夫。体調は…悪いってわけじゃないし…」
心の中で千博は驚くが表情自体は驚いていない

「本当?でも恵美の言うとおり体調悪そうだよ?」
航貴はもっと千博の席に近づく
「(!?)あーもう……大丈夫だから。本当に…、てゆーかあんまり近づいてこないで。
それにうるさい」

あ……やっちゃった。別にうるさいって訳でもなかったのに…。
「そうだね…、少し近すぎたかも」

「おっ、おお!?千博ちゃんと伊藤は早速どうしたのかな!?」
どストレートに言う中尾結奈

「どうもしてない…。」
一言言う千博。表情がさっきと違い無表情だ

「はあ…今日は疲れたな…。」
帰り道を一人で歩きながら言う


明日は今よりもっと最悪だ。他人と話すの嫌い、馴れ合うのも好きじゃないし

〜1話終わり〜


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