第1話【出会い:NOTE1】
君は覚えてないんでしょう。
入学式…1番最初に会ったということを。
美月《あれぇ…会場ってどこだっけ…》
あの時、私は迷っていた。
入学式の会場がわからなくて…。
美月《どうしよう…もうすぐ始まっちゃうよ…》
クラスを確認して会場にいざ向かおう!
と、いう時に限って迷子になってしまう…。
難しい地形ではないのに…。
《どうした、会場わからないのか?》
ふと気づけば誰かに声を掛けられていた。
美月《え…うん。わからなくて…》
《君は何組?》
美月《私は…2組…》
《え!一緒じゃん!俺は飯塚 悠河。一緒に行こうぜ!…っと…》
美月《美月…花咲…美月…》
悠河《じゃあ行こうぜ!美月!》
美月《うん!》
後から知った…悠河が私の幼馴染であるということに。
私は悠河のことは覚えてなくて、もちろん悠河も。
––––2人の間に何があったのかということも
悠河「ほら、行こーぜ。美月」
美月「うん!」
今は思い出せなくてもいい。
この関係をそのまま続けられたらいい。
私はそう思っている。
すいません!!書き込む押しちゃいました!
あと、皆中3です!!
>>1は中3最後に…って感じです!
>>2からは中1です!
では第2話のつづきです。
…隣の家には俺と同い年の女の子がいた。
いつも遊んで、お泊まり会したり…たくさん遊んでいたらしい。
…俺は覚えてないけど…もちろん名前も。
校門辺りでキョロキョロしてる女の子がいた。
–––––––––––––––––––可愛い
一目見て、そう思った。
困ってるみたいなので…声を掛けた。
悠河《どうした、会場わからないのか?》
その子は少しビクッとした。
《え…うん。わからなくて…》
悠河《君は何組?》
《私は…2組…》
悠河《え!一緒じゃん!俺は飯塚 悠河。一緒に行こうぜ!…と…》
《美月…花咲…美月…》
悠河《じゃあ行こうぜ!美月!》
美月《うん!》
後から知った…。美月は俺の幼馴染だって。
不思議なことに美月も俺のことは覚えてなくて…まぁいいんだ。
あん時みた美月の笑顔が大好きなんだ。
あの笑顔に俺は…惹かれたんだ。
俺は…この関係を壊したくないと思う俺がいたり…。