君が泣いたとき

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18:珱り:2016/09/16(金) 21:02

林間学校1日目の朝は早い。
 
集合時間は6時30分と、遅刻組にとってはかなりきつい数字である。

僕はいつも早起きな方だけれど、念には念を。

昨日は10時に寝た。

少し眠気が残るなか校庭に行くと、15分前でもかなりの人が集まっていた。

「おは〜陽太」

こちらも眠そうな幸亜。

しかし髪はバッチリキメている。

「俺のほうが早かったな〜陽太!」

考祐はサッカー部でいつも朝が早いので余裕な表情だ。

月海和を探すと、もうすでに列に並んでいた。

とりあえず、グループのメンバーはそろっていたことにホッとして、僕も列に入る。

月海和に軽く挨拶をして、人の間をすり抜けていく。

なんでこんなに、

ドキドキしてるんだろう。


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